新しい稽古生も合気道を始めてそろそろ2ヶ月が経ちます。早々に怪我した方も居られましたが、すべての稽古には参加できないまでも毎回道着で見学されるので、全体のモチベーションアップにも一役買ってくださっているように感じます。
受身や膝行はだいぶ上達しているので、現在は技のなかで自然に受けられるように、投げ技を多めに稽古しています。そういうわけで、6/6の稽古も諸手取りの転換からの技を中心にほぼ投げ技を行いました。
転換の稽古は頻繁に行っているので、諸手取りでは初めてとは言えだいぶ上達が見えました。さらにそこから軸足で旋回しながら相手を導く技をいくつか稽古しました。
この諸手で掴まれたまま旋回するのは、他の道場の方がやっているのを見たことがないと長年思っていたのですが、少し前にたまたま見た開祖の動画でやられていたので、改めて伝統的な技法なのだと認識した次第です。しかし、私たちの師匠も最近はあまりこの技法を稽古しなくなりましたので、比較的新しい弟子たちは知らない可能性もあり、そうやって忘れられていく技もあるのだろうと思います。
因みに、大東流には転換はなく、腕を取られた瞬間に合気をかけます。旋回という動きもほとんどありません。
▼諸手取り転換技
▼諸手取り自由技
諸手取り
- 転換の確認
- 転換~呼吸投げ
- 転換~導いて呼吸投げ
- 転換~入身投げ
- 転換~三教投げ
- 合気投げ