7/13は変則的に日曜の3時間(2コマ)を6名で稽古しました。4級以上の昇級審査を控えている道場生ばかりだったので、課題となる技を想定に入れながら、一技に時間をかけて取り組みました。
前半は突きで、まずは一教系の最初の体捌きを確認。以前は細かいことは言わずにまずは形だけを覚えてもらっていましたが、そろそろ間合いを考えて技に取り組むことが必要になってきました。道場生の身長は150㎝台~190㎝台までと幅広いので、身長差がある場合の間合いや体捌きなどはとても良い学びになります。
後半は横面打ちで、ずっと課題としてきた転身して繰り出す四方投げと、その応用としての天秤投げ、裏入身などを稽古しました。転身は形としてはだいぶできるようになりましたが、急にやれと言われると怪しい場合があり、審査までにもっと定着させたいところです。
転身だけでなく、二教や三教(殊に三教の手の取り方)がまだ怪しい人も居て、それを克服するためにこのところ毎回やっているのですが、その確認のためにやはりできる技の数が少なくなりがちです。我々はというと、そういえばマネキンの腕を手に入れて握り方の練習をした日々を思い出します。自宅などでも何度も繰り返し握り方の練習をしているうちに、脳に回路が出来上がって迷うことなく二教や三教の取り方ができるようになりますが、それには少し時間がかかるものです。どういう風に相手の関節を極めれば効果的なのか、自分の腕を使って練習することも大切です。


突き
- 突きの相対動作
- 第一教
- 第二教
- 入身投げ
- 小手返し
- 引き倒し
横面打ち
- 第三教
- 四方投げ
- 天秤投げ
- 呼吸投げ(裏入身)