10月で当会は1周年を迎えました。
1名から稽古を始め、今では会員が8名に増えましたが、内1名は故障で休会中です。2名は休みがちなので、5名+指導2名での稽古が多く、時々指導を兼ねて兄弟道場から黒帯が何名か出稽古に来てくれます。5級が1名、初段が1名、他は全員無級ですが、今年中に新たに3名が昇級の予定です。ほんの1年でだいぶ状況が変わりました。また1年後が楽しみです。
さて、10月最初の稽古は突きでした。突きの捌き方は4種類に分けることができます。
- 掌底で落す:一教、二教など
- ガードする:小手返し、入身投げなど
- 内側に転身:四方投げ、天秤投げなど
- 外側に転身:内回転など
これ以外にも抱え投げや、手首を取って導き投げるなど、応用はありますが、まずは上記4種類を押さえれば基本技や呼吸技など、数えたことはないですが、おそらく100近くの技を網羅できます。代表的な技を書いていますが、実際は掌底で落としてから小手返しや入身投げもできるし、ガードしてから一教で崩すこともできます。
いずれの技でも、受けが右で突く構えは左足が前になり、突きと共に足も出ます。但し、取りは技によって相半身になったり逆半身になったりするので、最初はこれを覚えるのが少し大変かもしれません。しかし、それを何千回、何万回と繰り返して稽古しているうちに、咄嗟に体が動くようになります。それこそが「形稽古」が重要視される所以です。
今回の稽古では、外側への転身を除いた3種類の体捌きからの技を稽古しました。所感としては、相変わらず小手返しを苦手とする人が多いということ。小手の取り方、投げる時の足捌き、最後の極めなど、ポイントが多い技なので、もう少し時間がかかりそうとの印象でした。
全体的に一技に時間がかかって、1回の稽古でできる技が少ないのですが、これからの1年で状況は変わっていくだろうと期待します。
突き
- 第二教
- 小手返し
- 四方投げ