10/4(土)は希望が丘の2コマ稽古で、見学を入れて9名の参加でした。今回も通常クラスと新人クラスの2組に分けて稽古に励みました。
通常クラスでは、前半で徒手の横面打ち、そして後半に短刀取りの横面打ちに取り組みました。徒手でも武器技でも基本は同じ動きなのですが、武器を奪わねばならないので、その点で異なる動作も出てきます。
例えば、入身投げは武器を持つ手首を掴むことで危険性を抑えながら、相乗的に相手のその腕で首を極めて転身し短刀を奪うという動きをします。徒手では、最後は前方に投げますが、武器技では武器を制しながら転身します。
四方投げにおいても基本的に同じ動きですが、武器を持っている時点でもっとリアルな捌きが必要になります。また、投げ放しではなく、最後は腕を固めて武器を奪う必要があります。
しかし、まあ、2級が1人と他は5級と4級と無級しか居ない道場で、よく皆できていると感心します。他の道場でやってきた私たちが舌を巻く勢いで上達しているのは間違いありません。
さて、新人クラスは今回2名でしたが、熱心に技に取り組んでくれて、こちらもかなりの上達が見られました。
初めてとなる横面打ちの転身の動きや四方投げも、この稽古でかなり慣れてくれた様子です。
また、前回までにやってきた基本技の復習もだいぶ定着しているのが見えるので、次回からは先に進んでいきたいと思います。


横面打ち
- 第四教(立・座)
- 四方投げ
- 腕ひしぎ
- 四教極め
- 小手返し
- 引き倒し
- 二重回し
短刀取りの横面打ち
- 第五教
- 入身投げ
- 四方投げ
- 裏入身
- 三教投げ
- 鎌手詰め
- 抱え投げ
- 一本捕り