11/1は希望が丘の2コマ稽古の日で、7名で取り組みました。
この日は連休初日ということもあってか、事前に参加者が少ないこと、特に新人の参加が少ないであろうことがわかっていたので(実際、新人はたまたま0名でした)、兄弟道場で開催される12月の演武会に備えての自由技と武器技の、中級レベルの稽古を行いました。
1コマ目は、合気会の2級と1級の審査項目にもなっている片手取り、諸手取りの自由技を2組に分かれて行いました。
基本技と異なり、自由技は静止した状態から腕を取らせるわけではないので、攻めてくる受けに対して取りはタイミングを合わせて、自らに巻き込むような体捌きが必要となります。これには普段からのイメージトレーニングも含めて回数をこなして慣らしていくしかありません。
また、闇雲に思いついた技をやっていると必ず技が続かなくなるので、入りが同じ技を自分の中で整理してひとまとめにしておくことが非常に大切です。私たちが育った道場ではそういった教えはなかったのですが、稽古していくうちにその法則に気付き、自然に初段を受ける前にはノートにまとめるなどしていました。当塾では5級や4級からでもそれを意識できるような環境を提供することで、我々よりもハイパーな黒帯に育っていくことを期待しています。
両手取りまでやりたかったのですが、時間切れでたどり着けなかったのが残念でした。
短刀取りは、今回は突きを掌底で落として捌く技に特化して稽古しました。短刀から武器技には慣れてもらい、様子を見て太刀取り、そのうち杖取り・杖捌きもやっていきたいと思っています。
															
															片手取り自由技
- 内側に入る(四方投げ・腕ひしぎ・裏入身)
 - 腕を切る(入身投げ・小手返し・引き倒し)
 - 外側に回る(内回転投げ・腕を切る呼吸投げ・腕を潜って投げる呼吸投げ)
 - 転換~呼吸投げ
 - 振り切って呼吸投げ
 - 合気上げ~呼吸投げ
 - 誘って呼吸投げ
 
諸手取り自由技
- 内側に入る(四方投げ・腕ひしぎ・裏入身)※説明のみ
 - 転換して旋回(入身投げ・小手返し・十字投げ)
 - 転換~呼吸投げ
 - 振り切って呼吸投げ
 - 肘を落として呼吸投げ
 - 誘って呼吸投げ
 
突きの短刀取り
- 第五教
 - 入身投げ
 - 小手返し
 - 回転投げ(外)
 - 三教投げ
 


