12/18は9名での稽古でした。
そのうち9月入門組は3名と割合が少なかったので、先輩たちにも助けてもらいながら、いくつか新しい技にもスムーズに取り組んでもらうことができました。
この日は諸手取りで、まずは最近強化している第二教を。
そして、次に二期生には初めてとなる第三教に取り組みました。とは言っても、すでに何度か三教投げで手の取り方は経験してもらっていたので、大半はそれほど手こずらずに出来た様子でした。これで今後は二教だけでなく三教も取り入れて行けそうです。
さらには、まだ一度もやったことがなかった小手返しにも取り組んでもらいました。基本技の中でも小手返しと回転投げは手順が多いので、習い始めでは入身投げや四方投げと比べて後回しにしがちです。しかし「基本技」なのですから、そろそろ取り組んでもらわねばなりません。
小手返しで大切なのは、背中合わせでいかにスムーズに相手を導くことができるかと、投げの時に統一体で転身することです。背中合わせで導くという小手返しは、今ではかなり廃れて便宜的な動き(体を少々返すのみ)にとどまるやり方が多いようですが、この回転しながらの導きは非常に合気道を学ぶ上で大切なプロセスだと考えています。勢いだけでは相手はついてこないので、合気道的な意識の持ち方が求められる部分でもあります。したがって、とても丁寧に動作の方法と意識の持ち方を説明するようにしています。
ポイントの多い技なので、一期生もこれをできるようになるまで少し時間を要しました。二期生では4か月目でようやく取り掛かったところです。その先、さらに回転投げもあります。早く基本技の形だけでも良いので習得してほしいと思っています。
諸手取り
- 第二教
- 第三教
- 入身投げ
- 小手返し
- 呼吸投げ 転換~投げ
- 呼吸法 転換~裏入身
- 呼吸投げ 合気上げ~投げ


