12/25は今年最後の稽古でした。年の瀬でクリスマスだし、体調崩す人の多い時期なので参加者は少なそうだと予期していたとおり、7名での締めの稽古となりました。
参加の道場生5名のうち3名は二期生で、且つ毎週コンスタントに通って来ている人たちだったので、この日は予定を変えて、まだ二期生にとっては基本技の中でも不慣れな技や未知の技を習得してもらうために、一期生の復習も兼ねて取り組むことにしました。そうすることにより、来年からは一期生のためのレベルアップした稽古に、彼らもついていけるようになるだろうと期待してのことです。
二教がまだ不確かだった道場生は丁寧に時間をかけて二教に取り組み、二教や三教がすでにできていた道場生たちには初めての四教にも取り組んでもらいました。
また、手順が多くて最初は馴染むのに時間がかかりがちな小手返しは、3人ともスムーズにできるところまで辿り着きました。
ここまで時間はかかりましたが、最後は呼吸技の中では基本となる転換からの投げ技に取り組んで、今年最後の稽古を終えました。
1年を振り返ると、前半は数人しか新人の入門はなかったのですが、まだまだ一期生が基本技も覚えきれていなかったので、正直なところ新しい人はしばらく入ってきませんように、と内心願っていました。そして、願い通りにある程度のところまで一期生が習得してくれたタイミングで、不思議なことに2週間で6名の人から体験申込みがあり、全員が入会するというミラクルが起こりました。
今、一期生はまだ5級・4級がほとんどで、本来であれば後輩に教える段階にはないのですが、私たち指導者の補助を進んでしてくれることには心底感謝しています。この悩みも、後3年くらいすればなくなるはずなので、今はたった2人の黒帯で出来る限り全員に目が届くように努力を続けるのみです。そして、彼らが早く袴を履けるように来年も尽力し続けていきます。皆が自分のペースでベストを尽くして、袴を履けるようになると嬉しいです。
さて、そうは言いながら、来年は早々に知り合いの黒帯が出稽古に来てくれそうな申し出を有難くも複数頂いています。道場生たちの刺激になると良いと思っています。来年は拠点を万騎が原に絞って、ますます精進してまいります。
基本技の強化メニュー
- 正面打ち第二教
- 正面打ち第三教
- 正面打ち第四教
- 突き小手返し
- 片手取り呼吸投げ 転換~投げ


