04-17-2025 突き 内と外の2種類の転身

ここ数ヶ月、体調を崩すなどの理由で休む人が多かったのですが、少しずつ回復傾向で、4/17は8名で突きの続きを稽古しました。

先週は小手返し系や一教系の捌きをやったので、今回は四方投げ系と回転投げ系の、転身でも内と外の2種類に特化しました。この4種類の捌きを整理することができれば、突きの技はだいぶ攻略できたことになります。今の時点では相半身か逆半身かなど、考えながらでも大丈夫で、数をこなすうちに自由技などのとっさの時でも自然と捌けるようになります。

四方投げ系は内に入る転身で、体捌きとしては横面打ち四方投げと同じです。これはかなり重点的に以前からやってきたので、だいぶ身についてきたと感じられるのですが、両手で挟むというのが少し難しそうです。必死になるあまりにがっちり掴んでしまいがちですが、掴むと力みを伴うために技の精度が大きく下がってしまいます。

回転投げ系は外回りに転身しますが、手首を引っかけて導くという、少し特殊なコツが必要になります。引っかけてさらに軸足で旋回して導くのが少し難しいため、これまでは避けていたのですが、そろそろできそうだということで、今回は初めての試みとなりました。
案の定、だいぶ戸惑いもあり、思わず引っかけずに掴んでしまう人も多かったのですが、今後また稽古を重ねれば慣れていくかと思います。

基本技は体捌きを中心に時間をかけ、その後はこの2種類の初動からの呼吸投げを2種類ずつ稽古しました。
回数を重ねるほどに皆慣れていくのが見て取れましたので、やはり形稽古は数こなすのみと思います。よくぞ短い期間にこれほどできるようになったと、この先が楽しみです。

突き

  • 突きの相対動作(内側に転身)
  • 四方投げ
  • 突きの相対動作(外側に転身)
  • 内回転投げ
  • 呼吸投げ(天秤投げ)
  • 呼吸投げ(裏入身)
  • 呼吸投げ(腕を斬り落とす)
  • 呼吸投げ(潜って投げる)

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