このところ梅雨とは思えぬ、真夏のような暑さなので、とうとう扇風機を稼働させての7名での稽古でした。
今回は横面打ちで、一教系の前に踏み込む捌きと、四方投げに代表される転身で崩す、2種類の初動の捌きからの技をやりました。
本当は転身から腕を払っての入身投げや小手返しもやりたかったのですが、久しぶりに横面打ちをやってみると、未だに踏み込みと転身を混同している人が多いことが判明。さらに、座り技をやるとなおのこと混乱して、特に二教には非常に時間がかかってしまい、今回は3技しかできませんでした(苦笑)。何度も説明してきたけれども、まだ身につかないのは悩ましいところですが、最初の入りさえ間違えなければ動けるようにはなってきているので、反復稽古が足りないせいなのでしょう。
因みに、当会はほとんど同時にみんなが初心者として合気道を始めたので、横面打ちに関しては分かりやすいようにほとんどの技は逆半身に構えるように指導しています。
一教系:
逆半身から、前の足を相手の足の外側に踏み出して横面打ちを止め、顔面に当身を入れる
転身(四方投げなど):
逆半身から、後ろの足を前方に踏み出して、その足を軸に180度転身
但し、自由技になれば流れの中で連続して技を繰り出すので、そのようなときに相半身だとか逆半身だとかはどうでも良くなります。つまり、稽古で身につけなければならない大事なことは、体全体で大きく動いて捌けるようになることなのです。とっさの時にも統一体で捌けるような技術を身に着けるための稽古なのです。
そんなこんなで、また今回も写真を撮り忘れてしまいました。
横面打ち
- 座技 第一教
- 立技・座技 第二教
- 四方投げ