月1回ペースの土曜稽古は、比較的出席率が低い傾向にありますが、遅れて参加する人も居て、今回は6人での稽古でした。しかし、2コマ分なので、内容は毎回濃厚です。
前半は、前回の稽古で中途半端になってしまった横面打ちの復習を中心に、まだ苦手な座技も含めて稽古をしました。
どうやら三教の手の取り方がまだまだあやふやな人も居るようで、これはもっと稽古回数を増やさねばと思いました。確かに、三教は自主練しにくいので、実は我々も白帯の頃、マネキンの腕を手に入れて練習していました(笑)。定着するまでは、個々に何らかの工夫が必要な技かもしれません。
三教に限りませんが、どちらの手でどう取るなどといったことは、ノートしておくのが一番です。わからなくなったときに、それを見れば確認できるからです。そのために初心者ばかりの当会では、数か月前までは毎週課題を出して、ノートすることを推奨していました。しかし、それを実践するかどうかは本人に任せていて、チェックするわけではありませんでした。しっかりこなしていた人は、きっと今後も課題はなくても必要なことはノートしていくでしょうし、伸びていくだろうと思います。
この日の後半は、当会では初となる後ろ両肩取りを稽古しましたが、期待通り難なくこなしてくれました。これまでは前からの技を中心にやってきましたが、だいぶ合気道の動きというものに全体的に慣れてくれた証拠だと思います。
基本技の四教や小手返し、四方投げなどの後に、いくつか呼吸技を。最後には合気落としをトライアル的にやってみました。
だんだんと幅広く色々な技をやれるようになってきたことを実感します。考えてみると、五級と無級がほとんどの我が道場において、まあまあ高度なことをやっています(笑)


横面打ち
- 第三教(立・座)
- 第五教(座)
- 外回転
- 四方投げ
- 天秤投げ
後ろ両肩取り
- 第四教
- 小手返し
- 四方投げ
- 呼吸投げ(腕を差し入れて投げる)
- お辞儀して投げる
- 合気落とし