8/7の稽古も指導者が1名だったので、昇級審査に向けて8名で審査技を中心に復習をしました。入会したばかりの2名が休みがちですが、体調を崩して休会していた人が半年以上ぶりに復帰。元気な姿で稽古に励んでいるのを見て安心しました。
今回は新人さんや体験の人が居なかったので、基本は自習スタイルで全員をみっちりと見て回ろうと思ったのですが、最初の時点で四級を受ける人が「片手取り四方投げってどうだっけ…?」と悩んでいるのを発見し、周りを眺めてみれば似た状況だったので、急遽見取りへ。説明を聞くと思い出すようなので、間違いなく成長はしています。
まだ1年目か2年目の道場生からすると、覚えることが次から次へと出てくるので、1つ覚えると何かの記憶が薄れるものなのでしょう。私たちにも同じような経験があると懐かしく思い出しました。
今回、2級を受ける人は、他流からの移籍で、何か苦手な技はあるかと問うと、四教が少し…とのことだったので、やってみると確かに安定が悪くて効かない。自分が受けているのでその原因がすぐには分からなかったのですが、聞けば握らずに人差し指の付け根を押し当てているだけとのことだったので、握って良いんですよと言うと、急に効き目が増しました。大東流でも四ヶ条は親指と小指からの3本指で握って極める技ですが、流派によっては人差し指の付け根を当てるだけという方法があることを知りました。
さて、審査まであと2週間、1年前と比べても全体的に上達が見えますし人数も増えました。まだまだ審査技ですら怪しい様子ではありますが、これを課題として取り組んでほしいと思います。

- 片手取り四方投げ
- 横面打ち四方投げ
- 正面打ち入身投げ
- 正面打ち小手返し
- 肩取り第二教
- 肩取り第三教
- 正面打ち第四教(立・座)
- 両手取り天地投げ
- 半身半立ち四方投げ
- 座技呼吸法