10-09-2025 免状授与と諸手取り

10/9は、怪我による見学（稽古中の怪我ではなく）が2名＋10名の参加でした。客観的に見ることで学べることもたくさんあるので、故障中でも見学は大歓迎です。

この日のテーマは、諸手取りの正面から入身して展開する技で、まずは道場生に既存と新人の二手に分かれてもらい、新人たちには体捌きに慣れてもらい、既存の道場生たちには三教の立技・座技の両方に取り組んでもらいました。
その後は一教や入身投げ、四方投げなど、新人が慣れてきた基本技を中心に、先輩と新人のコンビで稽古してもらいました。
新しい道場生が急に増えたので、先輩たち －と言っても、始めて1～2年の人がほとんどなので－ はどうだろうかと様子を見ていると、皆同様にとても懇切丁寧に新人に教えていました。ついこの間まで、指導者2名で全員を指導しなければならなかったのに、短い間に成長して先輩として指導を手伝ってくれるようになったのを見て、温かく嬉しい気持ちになりました。

さて、8月に審査を行い、4名がそれぞれ2級、4級、5級に昇級しました。合気会より免状が届いたので、この日は授与を行いました。
また、新規会員登録によって会員証の届いた人も多く、同門の仲間が増えたことを実感しています。
後から入門してきた人でも、ベクトルの方向を間違えずに集中して稽古に励むことによって、意図せず先輩以上に進んでいけるのが武道の世界です。熱心に稽古する新人道場生が増えたので、今後が楽しみです。