今年の初稽古は1/8で、1名が綾瀬市合気会から出稽古に来てくれて、11名でした。急に冷え込んできて、体調を壊している人も居るのですが、稽古に来た道場生は皆とても活気あって幸先の良いスタートとなりました。
昨年夏に入門した二期生の中でも、ほぼ休まず通ってくる人たちは一期生に交じっての稽古もスムーズになってきました。そこで1月からは、まだ基本技が覚えられていない二期生は別枠で基本技のみを稽古するメニューに徹して、本流では初段を目指すメニューをやっていくことにしました。仕事や学校、諸事情で毎週は参加できない人も居ますが、それでもゆっくりとしたペースで技に取り組み、グループ分けをしてまずは確実に基本技の習得を目指してもらいたいと思います。
そこで、今回はかなり久しぶりに後ろ両手首取りに取り組みました。
一期生もこれまで数えるほどしかやっていませんでしたが、崩し方や体捌きなどをしっかり覚えていました。これを見て「成長とは加速するもの」と実感しました。
当会の崩しは、合気会と大東流の両師匠に教わった術理がほぼ共通していて、どんなにがっちりと後ろから両手を掴まれても、無力化することが可能な方法で行います。必須条件は力まないこと、脱力した状態で行うことです。力まかせに崩そうとすれば、面白いほどに失敗します。
私たちは、この後ろ両手首取りの崩し方にとどまらず、合気道(大東流含む)を合気道たらしめる重要な術理については、ほとんど師匠たちから解説を受けたことはなく、まさに「見て盗め」的な古流の稽古法の中でやってきました。が、私たちは私たちが研究して体得したものは最初から道場生に解説して身に着けてもらうようにと考えています。というのも、頑張って稽古してもベクトルの方向がずれてしまうと妙な癖がついたり、間違った理解で黒帯になってしまったり、また体得するのに非常に時間を要してしまったりする可能性を孕んでいるからです。そんな問題が起こるくらいなら、最初からフレッシュな頭に術理を放り込んで、それをもとに稽古を積み重ねて精度を高めていった方が良いと考えています。
私たちは合気道で黒帯になった頃から大東流も始めましたが、大東流の術理は当然のことながら合気道に活きるので、合気道の技にも取り入れようとしたことがいくつかあり、しかしこれまでの癖が未だに抜けきらずに時々忘れてしまいます。これまで何千回・何万回と繰り返し稽古して体に叩き込んできたことだから、わかっていても無意識に元に戻ってしまうわけです。
だからこそ、最初から正しい術理を指導して、ベクトルの方向がずれないように導くことも大切なのではないかと、自戒を込めて考えています。
後ろ両手首取り
- 崩しの練習
- 第二教
- 第三教
- 入身投げ
- 回転投げ
- 呼吸投げ 導いて前へ投げる
- 呼吸投げ 伏せて投げる
- 呼吸投げ 回転して裏入身


