7/9(木)は9名で諸手取りに取り組みました。まだ梅雨ですが、今年初の送風機を使っての稽古でした。だいぶ暑くなってきました。
諸手取りは大きく分けると、一教系のように合気上げから切り返す場合と、転換して相手を導いてから技をかける場合との2種類に分けられます。四方投げのように直線的に行う技もありますが、片手取りや両手取りと同じ捌きなので難しさはありません。やはり、両腕で片方の手だけをがっしりと握られるという状況で、「いかにしてこれを捌くか」という点が重要だと言えます。
合気道をやっていなければ、諸手で取られた時の対処法は非常に難しいと思います。特に小柄な女性が屈強な男性に諸手でしっかり掴まれたら、簡単に逃れることが出来ないのが普通です。だからまずは、相手の両腕から自分の腕に向かって来る力の方向を探り、どの方向に向けてあげれば導くことが可能になるのかを学ぶことから始めます。
理屈さえわかれば難しいことはないし、当塾の道場生たちは大抵すぐに習得しています。しかし、私たちの師匠がそうだったように、昔ながらに「見て盗め」と放任されると、本当に崩せるようになるまでそれなりの時間がかかったり、力ずくでやるしかなくなったりもします。それは時間の無駄で、妙な癖がつく原因にもなり得るので、当塾では最初からコツを伝えることにしています。
転換からの技にしても同じですが、これはもっと修得するには時間がかかります。理屈を分かったうえで、繰り返し研鑽を重ねることでしか自分のものにはできないので、長い目で見ながら修練度を上げてもらいます。
この日も、最後の10~15分は演武会の練習と後稽古の時間にしました。今回、演武会に初参加の女性は、1か月後に3級の審査を控えていて、ちょうど伸び盛りという感じです。演武会の練習をすると皆成長度が増すので、今回も楽しみです。
諸手取り
- 第二教
- 四方投げ
- 転換~呼吸投げ
- 入身投げ
- 小手返し
- 転換~導いて呼吸投げ
- 十字投げ


