08-23-2026 交差取り/自由技の捌き方

8/23は日曜の2コマで、体験者を含めて8名での稽古でした。
日曜の参加者はいつも少なめですが、その分じっくり取り組めるのは良い点です。
そこで今回は、木曜に「交差取りの自由技が分からない」という声があったこと、抜き打ちで片手取り自由技をやってもらうと基本技の捌きが定着していなかったことなどを踏まえ、補完するための稽古を行いました。

前半は交差取りで、基本技を中心に、自由技でも使える捌き方にも取り組みました。交差取りは片手取り・両手取り・諸手取りが出来ていれば、それらの応用と考えればよいので、慣れれば特段難しい捌きというわけではありません。何の捌きでもそうですが、上手く手刀を利かせることが大切です。

後半は、基本の入身投げ・小手返し・四方投げを中心に、自由技の捌き方を改めて説明しながら、基本の自由技に取り組みました。
普段は静止した状態で技に入りますが、自由技の場合は流れの中で技に入っていきます。この流れを自分のものとして、相手を巻き込む形で技を展開することが求められます。技の中でバランスを崩したり、相手に引っ張られたりするのは、自由技の流れを自分のものに出来ていない証拠です。この流れの主導権を取るために、最初の捌きが重要なのです。
例えば、片手取り入身投げや小手返しの基本の捌きは、静止したまま片手を逆半身で取らせたうえで、手首を返すと同時にもう片方の手刀を自分と相手の接触点に差し入れて手首を外す、というものです。これをしっかりと初級の内に体に叩き込んでおけば、自由技になったときには自ら誘って手首を取らせようとしつつ、取られる寸前に掛手で掴んで技へ展開する、という流れを絶妙なタイミングで無駄なく行えるようになります。
自由技は2級の審査で初めて出てきて、まずは片手取り、そして1級で諸手取りと両手取りが出題されます。しかし、初段になるとすべての自由技が出来なければならないので、早いうちから慣れておくのが賢明です。3級や4級の道場生が増えてきたので、今後はそれも視野に入れた解説をしていきたいと思います。

さて、この日は久しぶりに体験稽古の人が参加してくれました。20代の男性は学生時代に体育の授業で柔道の受身を経験している人が多いようで、体験の時から前方受身をこなせる率が高いと感じます。最初に受身を習得しなければならない合気道において、それは大きなアドバンテージになります。せっかく勇気を出して来てくれたので、続けてくれると嬉しいです。

交差取り

  • 第四教
  • 入身投げ(手刀・中段の二教)
  • 小手返し(手刀・中段の二教)
  • 四方投げ
  • 腕ひしぎ
  • 裏入身
  • 振り切って呼吸投げ
  • 前足を引いて足を払って呼吸投げ

自由技の捌き方(基本技)

  • 片手取り:入身投げ・小手返し・四方投げ・内回転投げ
  • 両手取り:入身投げ・小手返し・四方投げ・天秤投げ・潜って呼吸投げ
  • 正面打ち:入身投げ・小手返し、四方投げ
  • 横面打ち:入身投げ・小手返し・四方投げ
  • 肩取り:入身投げ・小手返し・四方投げ

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